2025.07.20
最終更新日:2025.07.20

平野紫耀(Number_i) 、YUTA(NCT127)も出席。ルイ・ヴィトン2026年春夏ファッションショーがパリで開催!

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平野紫耀(Number_i) とYUTA(NCT127)の邂逅!

世界のファッションシーンは変化の過渡期にある。長らく「LOEWE(ロエベ)」を手掛けていたジョナサン・アンダーソン(Jonasan Anderson)が「DIOR(ディオール)」に、そして「CELINE(セリーヌ)」にはマイケル・ライダー(MICHAEL RIDER)が移籍してそれぞれショーを発表。加えて米ヴォーグ(VOGUE)のアナ・ウィンター編集長が一線を退くことがアナウンスされるなど、ランウェイ外での話題まで事欠かない。

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稀に見る激震の中、モードの都・パリに腰を落ち着かせ、盤石のコレクションを披露したブランドがある。1854年創業のラグジュアリーブランド、「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」だ。

パリ・メンズファッションウィーク期間中のメインコレクションとして、メンズ クリエイティブ・ディレクターを務めるファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams / 1973年4月5日~)が手掛けるランウェイは5度目。2023年2月に着任してからというもの、同年6月の2024年春夏デビューショーから一貫して打ち出している「LVERS(LV バーズ)」のビジョンは今春夏も健在だった。

平野紫耀(Number_i) とYUTA(NCT127)からUOMOにメッセージ

ショー開始直前。ブランドアンバサダーを務める平野紫耀と、NCT127のYUTAに直撃した動画はUOMO公式インスタグラムにアップされている。ちなみに、平野紫耀が着用しているビジュー付きピンクカーディガンは、2025-26年秋冬最新コレクションのもの。7月から発売されるアイテムで、すでに問い合わせが殺到中である。

ショー会場はポンピドゥ・センター前広場

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「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズコレクションの開催日時は、2025年6月24日(火)21時(パリ現地時間)。サマータイムがあるにせよ、この日のショー参加ブランドのトリを飾るうえ、夜の9時でこの明るさ。高揚感は日本の比ではない。

パリ4区にある「ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター(通称:ポンピドゥー・センター / Le Centre Pompidou)前の広場が会場だ。各国の媒体エディターやジャーナリスト、著名人らが詰めかけた先には、インドの設計事務所であるスタジオ・ムンバイとのコラボで組み立てられたスペクタクルな舞台セットが広がっていた。

胸の「L.V.M.」に注目!

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雅趣に富んだセットは、インド発祥のボードゲームとして欧米を中心に親しまれている「蛇と梯子(へびとはしご / Snakes and ladders)」のモチーフだ。基盤のマス目はダミエ・モチーフを再構築したデザインで、SNSでは商品化の希望も散見したほどのクオリティだ。日本における「天童桜まつり」(山形県)の人間将棋を彷彿とさせ、そのコマの1つ1つがモデルであることが容易に想像できた。

陽の沈まぬパリの夜。ファレル・ウィリアムスが編成したショーミュージックに乗って、期待の「ルイ・ヴィトン」メンズショーがスタート。

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プレスリリースによると、今春夏の副次的なテーマは、「パリからインドへと広がる旅の真髄(こころ)」である。アイコニックな伝統と現代的なデザインが交差するモダンなワードローブとファレル独自のサルトリアルがマス目を闊歩。ファレル・ウィリアムスが提案する「LVERS(LV バーズ)」のビジョンをデザインの波動をもって体現していた。

人間をコマに見立て、ファッションシーンの夢と希望をゲーム仕立てで包み込んだファンタスティックなスケールに心奪われた招待客は盛んにケータイのシャッターを押す。通常のゲームと違う点は、サイコロの担い手がファレルのみであることだ。

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遊具であるが、遊び心とは異質のもの。これは、ステイタスありきの来場者をプレイヤーとして強制的に参戦させるダイナミズムに他ならない。物理的・心象的な演出で“文化の融合”を強烈に印象付けつつ、ファッションヒエラルキーの序列において、ゲームの“勝ち組”になることが推奨される。「ルイ・ヴィトン」が肯定し、礼賛してくれるのだ。

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公式リリースによると、今春夏におけるファレル・ウィリアムスの狙いはこうだ。

「最旬のエッセンスを添えつつ、現代インドの服飾美学が世のワードローブに与える影響を照らし出し、メンズの中核にあるダンディズムを反映すること」。具体的には、スタジオ・ムンバイ主宰であるビジョイ・ジェイン(Bijoy Jain)のアイデアと共振し、舞台美術的な対話をベースに注ぎ込まれたインドの感覚的なアティチュードを盛り込んだ。

Notワイルドなアニマル柄

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怒涛の75ルック。ランウェイ画像は「L.V.M.」もしくは「Louis Vuitton Men's」のイニシャルが刻まれたウェアの着用ルックにフォーカスしてみた。ほか、平野紫耀とYUTA(NCT127)のパリ現地公式シューティング画像も一挙掲載する。

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創業者のルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」を彩るスピリッツに心を射抜かれた圧巻のショー。世紀を超えて、そのスピリッツがファレルに継承されているとあらためて納得したコレクションだった。年始の発売が待たれる。

2026年の夏は、遠くインドまでイマジナリーな旅に出よう。トランクの中にボードゲームを忍ばせて、ダージリン急行に乗って。

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YUTA(NCT127)

Louis Vuitton 2026 Spring & Summer 
Men's Collection (Runway Show)

開催日時:2025年6月24日(火)21:00(日本時間25日4時)
メンズ クリエイティブ・ディレクター:ファレル・ウィリアムス

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